ストレス |
病気や激しいスポーツ、そして家族や親しい人が亡くなるなど、肉体的・精神的なストレスが抜け毛の引き金になることもあります。ストレス状態になると、人間の体は回復に専念するため、4週間から6か月以上も薄毛や抜け毛が続くことがあります。 |
ホルモンバランスの乱れ |
ホルモンバランスの乱れで抜け毛が起こることもあります。女性の場合、25~30歳以降に分け目を中心に薄くなり、髪は細く次第にボリュームを失っていきます。また更年期の影響でホルモンバランスが崩れ、脱毛に繋がることがあります。 |
ヘアケア製品 |
パーマやカラーに使用される化学物質は、髪の毛にダメージを与えます。あまり頻繁に行うと、致命的な脱毛になることも。またスタイリング剤に含まれる化学物質も、髪の毛に負担をかける原因となります。 |
化学療法と放射線療法 |
がん細胞を破壊する薬は、髪の毛の細胞にも多大な影響を与え、完全脱毛症になることもあります。治療を初めて2~3週間ほどで脱毛が始まり、3~4か月で完全に脱毛します。 |
円形脱毛症 |
30歳前に円形脱毛症になった場合は遺伝性の可能性が高く、また家族のなかに、喘息、花粉症、アトピー性湿疹、甲状腺疾患、糖尿病、関節リウマチ、白斑、悪性貧血やアディソン病を患った人がいる場合は、円形脱毛症になる可能性があるようです。 |
完全頭部脱毛症 |
頭皮全体の髪の毛が抜ける症状で、毛包が小さくなり成長が減速していきます。毛包が残っていれば、再び通常の毛周期に戻れる可能性もありますが、髪の毛が生えるまでには長期間を要します。 |
全身性脱毛症 |
頭髪だけでなく、ひげ、すね毛、まつ毛、眉毛にいたるまで、文字通り全身の毛が短期間で抜け落ちてしまいます。円形や完全頭部脱毛症と同様に、髪の毛が生えるまでには長い期間が必要です。 |
アンドロゲン性脱毛症 |
主に20歳から45歳ぐらいの女性に見られ、頭頂部と横の毛が薄くなるのが特徴です。10代で発症することもありますが、更年期を迎えた女性の場合は、エストロゲンの低下が原因と言われています。また遺伝的要因にテストステロンという男性ホルモンが影響を与え脱毛を誘発します。 |
瘢痕性脱毛症 |
やけどや感染性病原体など外部による頭皮の損傷で瘢痕化し、髪の毛が抜け落ちていきます。傷の程度によりますが、毛を作り出す毛母細胞が破壊されていると、発毛する可能性はありません。 |
けん引性脱毛症 |
髪の一部分を、継続的にしかも過度に引っ張ったのが原因で、毛が抜け落ち、生えてこなくなってしまう脱毛症です。ポニーテールや三つ編みなどが原因になることも多く、けん引性脱毛症を防ぐには、髪の毛に負担のかからないスタイルがお勧めです。 |
抜毛症 |
不安やストレスで、自分の髪の毛を抜いてしまう抜毛癖(トリコチロマニア)は、男性より女性に見られる病気でその数は約2倍。まつ毛や眉毛を抜くこともあり、必要に応じて行動療法や精神科での治療を行ないます。 |
頭部白癬 |
"しらくも"とも呼ばれ、白癬菌が髪の毛のケラチンを食べて繁殖し脱毛にいたる病気です。感染場所は丸く赤くなりかゆくなります。放っておくと徐々に大きくなる上に、感染力も高いので、家族間や学校・仕事場に広まる恐れがあり、早めの治療が必要です。 |
その他の原因 |
手術
病気(糖尿病、甲状腺機能亢進、甲状腺甲状腺など)
ダイエット(急激な体重の増減)
摂食障害
腸疾患
精神疾患
投薬(痛風、関節炎、血液の抗凝結剤、経口避妊薬、高用量ビタミンAなど)
栄養不良
乳幼児期 |
1 |
アロエ
Aloe |
アロエに含まれる成分『アロイン』は、男性型脱毛の原因である物質を抑える効果があると言われています。また血行を促進し、毛根に栄養を与え、強くハリのある毛髪へと導くほか、頭皮を炎症から守り、脱毛を予防します。また毛穴に詰まった汚れを取り除き、頭皮のpHバランスを整えてくれます。 |
2 |
タンニン酸
Tannic Acid |
タンニン酸はとても分子が細かいため、細胞内部への浸透力も抜群。また仮死状態の毛母細胞を活性させて発毛サイクルを正常な状態に戻し、細胞を再生させる作用があります。 |
3 |
ビワの葉エキス
Loquat (Eriobotrya japonica) (Lindley) Leaf Extract |
ビワの葉エキスには、DPCs(ヒト頭髪毛乳頭細胞)とNHEK(正常ヒト表皮角化細胞)の数を増やす働きがあります。髪の太さは毛乳頭の大きさで決まるため、DPCsの数が増えれば強く太く健康な髪になります。また毛乳頭細胞はケラチン細胞で出来ており、NHEKが増えることで、頭皮と育毛を活性させてくれます。 |
4 |
バナバ
Banaba Corosolic Acid |
バナバに含まれるコロリン酸は、DPCs(ヒト頭髪毛乳頭細胞)とNHEK(正常ヒト表皮角化細胞)の数を増やす働きを、さらに促す作用があります。 |
5 |
銀杏
Ginko Biloba |
血管拡張作用に優れた銀杏は、血液の粘りを滅らし、末梢血管の流れを良くする働きを持ちます。また血液と血管の状態を向上させることによって、頭皮や毛根に栄養分が行き渡り易くなり、育毛効果を発揮します。 |
6 |
ぶどう種エキス
Grape Seed Extract |
ポリフェノールの一種OPCs(オリゴメリック・プロアントシアニジン)は、育毛を妨げる最も大きな原因であるDHTを抑制すると言われています。またOPCs は、髪の成長サイクルの休止期の髪を成長期に変化させ、発毛を促進する働きがあるほか、カテキンがたくさん連なり、その抗酸化力はビタミンEの5倍。つまり老化防止作用に優れています。 |
7 |
ビオチン
Biotin |
ビオチンは、皮膚の基底細胞下にある毛細血管を太くして血流を促す効果があるため、頭皮の調子を整え、毛髪の発育機能を高めるとされています。また、DNAを修復し、遺伝子を正常化し、髪を作る細胞の有糸分裂を促します。 |
8 |
ローズマリーオイル Rosemary Oil |
フケ、脱毛に悩む頭皮を改善し、髪の成長を促進する作用が期待できます。ローズマリーに含まれるウルソール酸(ursolic acid)は、コラーゲンを分解する酵素の働きを抑制したり、コラーゲン線維の産生を増強させる働きを持っています。また頭皮の毛包(もうほう)幹細胞で作られる「17 型コラーゲン」は、脱毛と白髪の生成に大きく関与しており、ウルソール酸は17型コラーゲンの生成に働きかけ、育毛効果を発揮するとされています。またローズマリーオイルは、細胞分裂を活発にし、毛細血管を太くすることで、発毛作用を促してくれます。 |
9 |
パントテン酸 /パンテノール
Panthenol (Pro-Vitamin B5) |
パンテノールは保湿、抗炎症、組織修復や代謝促進効果のほか、頭皮細胞を潤し、肌に弾力をもたらすことによって、発毛、育毛を促進します。また、薄毛や細毛などに限らず、髪の毛本体への浸透率が高く早いため、切れ毛や枝毛のダメージケアとしても使われています。 |
10 |
クエン酸
Citric Acid |
クエン酸は、pHを調整し、古くなった角質の除去、血液浄化、弱アルカリ体質化(体液を弱アルカリ化し自然治癒力を向上させる)、新陳代謝の向上に加え、ストレスを解消する効果も知られています。さらに代謝を活発にすることで老化抑制・花粉症・喘息・アレルギー性皮膚炎の緩和が可能です。またカルシウムの吸収促進や、濃度によって水虫やアトピーの治癒など、皮膚細胞がみずみずしくなる効果が期待できます。 |
11 |
ヒマワリ
Sunflower Oil |
不飽和脂肪酸であるオレイン酸(人間の皮脂の主原料)やリノール酸が多く含まれています。柔軟効果、水分保持力、酸化防止効果があり、また不乾性油で保湿力が高く、蒸発しにくい油なので、痛んだキューティクルをコーティングして内部の水分を閉じ込め、潤いと艶のある髪の毛を作ります。またγ-リノレン酸(髪の健康に欠かせないomega-6 fatty acid)は、男性型および女性型脱毛症の脱毛を妨ぐと言われています。 |